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6/4 今日の誕生日花

コラム

6/4 今日の誕生日花

今日の誕生日花は「アーティチョーク」
花言葉は「独立独歩」です。
 

原産地

地中海沿岸
 

分類

キク科 チョウセンアザミ属
 

開花時期

6~8月
 

特徴

移植を嫌う多年草でハーブの一種です。葉や茎にトゲがあり、初夏に青紫の花を付けます。葉や茎は便秘解消や糖尿病などに有効であるとされ、薬草として用いられます。
ヨーロッパやアメリカでよく使われる食材で、特にカリフォルニアで親しみのある野菜です。
ミネラル、食物繊維が豊富にあります。9割弱の部分は捨て、萼やつぼみの芯をレモン汁で30分位茹でてそのまま食べます。
茎は縦に切断し、15分程電子レンジで加熱し、バターを乗せて食べると美味しくいただけます。
日本には江戸時代にオランダから渡来しました。国内では野菜としてはあまり普及しておらず、観賞用として楽しまれていることが多いですが、ここ数年ハーブが一般的に知られてきたころから食品売り場などでも時折見かけられるようになりました。
 

アーティチョークと田舎町

アメリカ、カリフォルニア州モントレーにあるキャストロヴィルという町は世界の約70%以上のアーティチョークを生産しています。
キャストロヴィルはアーティチョーク世界一を誇りにしており、毎年「アーティチョークフェスティバル」というお祭りを開催しています。
フェスティバルは1948年から続き、パレードが行われたり、アーティチョークを使った新しいレシピの考案、アーティチョーククイーンが選出されたりします。
ちなみに初代クイーンはあのマリリン・モンローです。
 

名前の由来

英名Artichoke、Globe artichoke
「Artichoke」はアラビア語で「巨大なアザミ」と意味する言葉です。
和名チョウセンアザミ(朝鮮薊)
「朝鮮」がアーティチョークが来た江戸時代の日本では「外国」を意味する言葉でした。
 

育て方


難易度…☆☆☆(低難易度☆~☆☆☆高難易度)
季節を問わず日光が当たる場所で管理します。
乾燥が苦手で過湿は根が腐る原因になります。夏は水の与え過ぎに注意します。秋以降になると葉が落ち枯れますが、これが休眠期に入ったサインです。
氷点下より1、2度低くても大丈夫ですが、凍結や霜に当たると枯れてしまうため、寒冷地では十分な注意が必要です。戸外での越冬は難しいので、株元に敷きワラや遮光ネットなどを使って覆います。
肥料は生育期の5~6月に液体のものを2週間に一度の頻度で与えると良いでしょう。
種まきの適期は3~4月か9~10月で、春蒔きにすると育てやすいです。
最初は小さめの鉢に入れ、発芽を観測できたら間引きを行い、本葉が5枚になったら庭や大きめの鉢に植え替えます。
つぼみを付けるとその下の茎や葉の裏などにアブラムシが生息するので、こまめに駆除を行いましょう。
 
《株分けで増やす方法》
9月に株元から生えてきた4、5枚の葉を付けた30㎝以上の子株を、根を付けたまま切り取ります。次の年の6月になったら鉢や畑に耕して植え付けます。
 

6/4が誕生日の有名人

犬養 毅(第29代内閣総理大臣)、和泉元彌(狂言師)、アンジェリーナ・ジョリー(女優)、半田健人(俳優)