生花装飾やハーバリウム講座を行う一般社団法人日本メモリアル・アルターフラワー協会のお知らせです

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花言葉:ライスフラワー

コラム

HiCさんによる写真ACからの写真

ライスフラワー

今日は「ライスフラワー」の紹介とその花言葉のお話です
花言葉は「豊かな実り」です。
 

原産地

オーストラリア北東部
 

分類

キク科 オゾタムヌス属
 

開花時期

3月下旬~6月上旬
 

特徴

小さい花蕾が米粒のように見える事からライスフラワーの名で呼ばれています。
咲き始めの頃にピンクだった花も咲き進みと共に白色に変化していきます。
蕾から開花までの鑑賞に適した期間が長く、また、花持ちも良いことから切り花やドライフラワーとしても多く利用されています。
花束やアレンジメントのフィラーフラワーとしても重宝されています。
ミズノハルカさんによる写真ACからの写真
 

育て方


難易度…☆☆(低難易度☆~☆☆☆高難易度)
乾燥した環境を好むため、日本の夏の高温多湿にやや弱い傾向があります。鉢植えにして梅雨時期は軒下などでの管理をおすすめします。
体験性はさほど強くありませんが、暖地であれば霜の当たらない軒下などで冬越しが可能です。
・日当たり
直射日光を避けます。日なたは好みますので風通しの良い半日陰の環境が良いでしょう。
 
水やり
過度な水やりは避けてください。
一年を通して土が乾いてから水を与えるようにしてください。
この場合の『土が乾く』とは表面だけでなく中の土も乾いている状態のことです。
土の中に指を入れて、中まで乾いているか確認をしてから水やりをしましょう。
 
肥料
ほとんど必要ありませんが、もし施す場合は4月上旬~6月下旬、9月上旬~10月下旬の成長期に置き肥として油かすを与えるか、速効性の液体化成肥料を与えます。
 
病気・害虫
特に注意が必要な病気や害虫はありませんが、水やりの時などに葉の裏などを定期的に観察して、変わった事が無いかチェックすることをおすすめします。
 

ドライフラワーやプリザーブドフラワーとしても


ライスフラワーは生花のままでも十分可愛らしく、また開花期の色の変化を楽しむことができる魅力的な花ですが、加工しやすいことからドライフラワーやプリザーブドフラワーにされることも多いです。
ドライフラワーにしても生花の時と見た目にあまり変化がないので使い勝手が良いこと、プリザーブドフラワーにすると色々な色を着色して楽しめますのでドライフラワーやプリザーブドフラワーで花束やアレンジメントを楽しんでみてはいかがでしょうか?
一つ一つの花は小さく、主役になることはあまりありませんが、主役となる花を上手に引き立たせてくれる名脇役です。