生花装飾やハーバリウム講座を行う一般社団法人日本メモリアル・アルターフラワー協会のお知らせです

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花言葉:アイビー

コラム

アイビー(木蔦)

今日は「アイビー(木蔦)」の紹介とその花言葉のお話です
花言葉は「永遠の愛」、「友情」、「不滅」、「結婚」、「誠実」です。
 

原産地

北アフリカ、ヨーロッパ、アジア
 

分類

ウコギ科 キヅタ属
 

鑑賞時期

通年
 

特徴

家の壁や塀などに這うようにして伸びている姿が特徴的です。阪神甲子園球場の壁を覆うようにして伸びているあの葉もアイビーです。
園芸品種が数百もある、バラエティ豊かな植物です。
葉の模様も中斑、散り斑、縞斑などと数多くの品種があります。
先述のように壁や塀に這わせたり、インテリアグリーンとして使うと良いでしょう。
ガーデニング以外にも花束やアレンジメントのフィラーグリーン(フィラーフラワーのページ参照)にも使われます。
 

育て方


難易度…☆(低難易度☆~☆☆☆高難易度)
耐暑性は強く、耐寒性も種類によっては強いものもあるので、ガーデニング初心者でも育てやすい植物です。
・日当たり
午前中日の当たるくらいの半日陰で育てるのが良いでしょう。
葉に斑模様のある品種は夏の強い日射しで葉焼けをしやすいので注意しましょう。
日陰でも育ちますが、徒長(茎が細く、葉の間隔が長く間延びした状態のこと)しやすく、葉の斑がはっきり出ないなどの影響も出ます。
 
水やり
鉢植えの場合は鉢の土が乾いたらたっぷりと水やりをします。
地植えの場合は放任で大丈夫ですが、カラカラになるほど乾いているような場合はしっかりと水やりをしてください。↔br>
 
肥料
アイビーは肥料無しでも育ちますが、鉢植えの環境で元気な葉を次々と増やして行くためには肥料が必要です。
寄せ植えなどであまり育ちすぎないで欲しい時には、緩効性化成肥料の元肥のみ施し、追肥は施しません。
アイビーのみの鉢植えを楽しむ場合は定期的に置き肥や液体肥料などを追肥するなど、目的によって調整しましょう。
 
病気・害虫
病気は「すす病」、「炭そ病」を発症することがあります。
すす病はアブラムシの発生とその排泄物が原因ですので、まずはアブラムシを寄せ付けないようにしましょう。
炭そ病は日当たりや風通しが悪い時、湿度が高い時、土の水はけが悪い時に起こりやすいので、適切に刈り込んで風通しを良くしておきましょう。
 
害虫はアブラムシ、カイガラムシが付くことがあります。
アブラムシは春~秋に茎に群生する事があります。
上にもあるようにアブラムシの排泄物が進秒の原因となりますので、見つけ次第駆除します。
カイガラムシは枝葉の繁り過ぎで風通しが悪くなると発生しやすくなるので、適切に刈り込んで風通しを良くしておきましょう。
 
増やし方
挿し木で増やせます。
3月下旬~4月下旬と9月下旬~10月上旬が適期です。茎を2~3節(約10cmくらい)つけて切り、下葉を落として土や水に挿すと、10日ほどで発根します