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12/12 今日の誕生日花

コラム

12/12 今日の誕生日花

今日の誕生日花は「シャコバサボテン」
花言葉は「冒険心」です。
 

原産地

ブラジル南東部
 

分類

サボテン科 シュルムベルゲラ属
 

開花時期

11月~3月
 

特徴

シュルムベルゲラ属の植物はブラジル南部に6種類が知られています。サボテンの仲間ですが、いずれも桐の多い森林の樹上に自生しています。
日本で一般的に出回っているのはリオ・デ・ジャネイロ付近原産のシャコバサボテンとカニバサボテンの他、クリスマスカクタスなど両種を中心とした交雑種です。
シャコバサボテン、及びシャコバサボテンの形質を色濃く残した交雑種は11月~12月に赤やピンクの大ぶりで鮮やかな花を付けます。茎節(けいせつ:葉の機能を持った扁平になった茎)の突起が尖っているのが特徴です。
カニバサボテン、及びカニバサボテンの形質を色濃く残した交雑種は1月~3月に開花する遅咲きです。茎節の突起が丸くなっています。シャコバサボテンとカニバサボテンの中間的な特徴を備えている交雑種も増えています。
 

育て方


難易度…☆(低難易度☆~☆☆☆高難易度)
鉢植えで管理します。シャコバサボテンは短日植物なので、一日の日照時間が12時間以内になるようにしなければなりません。そのため、夜間は段ボールなどを被せて完全暗室状態を作ってあげましょう。
4月~10月までは屋外でしっかり日に当てて、しまった株に育てますが、梅雨明けから9月上旬までは花芽が付きにくくなるのを防ぐため、真夏の直射日光が当たらない半日陰で管理します。晩秋の霜が降りる前に室内に取り込み、窓辺など日当たりの良い場所を選びましょう。蕾の大きさが1㎝以下のうちは落蕾を防ぐ為、出来るだけ移動させないようにしましょう。冬は5℃以上を保つと良いですが、暖房の効きすぎも落花の原因になるので注意が必要です。 
4月から9月の生育期は土の表面が乾いたら水をたっぷり与えるようにしましょう。
10月から11月までの蕾が大きくなる時期は、土の表面が乾いて1日から2日待ってからたっぷり与えます。
12月から3月の厳冬期は乾かし気味に管理しましょう。
肥料が必要になるのは、生育期の4月から6月にかけてで、液体肥料や緩効性肥料を施します。
梅雨明け以降は肥料を少なめにし、蕾ができ始める9月くらいまでには肥料が完全に切れている状態にしましょう。
4月から10月になるとナメクジ・ケムシ・ヨウトムシが発生します。
ナメクジやヨウトムシは夜行性なので夜に見回って捕殺するか、薬剤で防除しましょう。
ケムシは食害を受けた部位の近くにいることが多いので見つけ次第捕殺するか、早めに防除しましょう。
 

名前の由来

和名:蝦蛄葉サボテン
英名:Christmas cactus  Thanksgivng cactus
学名:Schlumbergera truncata

シャコバサボテンの「シャコ」は、甲殻類のシャコを意味します。
茎の部分の対になった突起(茎節)が、シャコに似ていることから名付けられました。
英名は開花時期が11月末にアメリカで行われる、サンクスギビングデイとクリスマスの時期に重なることから名付けられました。
 

12/12が誕生日の有名人

マリア・ルイーザ(フランス皇帝ナポレオン1世の皇后)、ロバート・ノイス(インテル設立者)、舟木一夫(歌手)、中村梅雀(俳優)、西村まさ彦(俳優)、桑島法子(声優)、瀬戸朝香(女優)、大木優紀(アナウンサー)、加藤あい(女優)、平愛梨(女優)、貫地谷しほり(女優)、美山加恋(女優・声優)