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10/15 今日の誕生日花

コラム

10/15 今日の誕生日花

今日の誕生日花は「キンモクセイ(金木犀)」
花言葉は「志の高い人」です。
 

原産地

中国
 

分類

モクセイ科 モクセイ属
 

開花時期

9月下旬~10月中旬
 

特徴

キンモクセイは樹高5~8mになる常緑小高木です。花が白色のギンモクセイ(銀木犀)の変種とされています。
属名に『OSmanthus』という言葉が入りますが、これはギリシャ語で匂いを意味する『Osme』と花を意味する『anthos』が由来です。
9月下旬~10月中旬に、オレンジ色で強い芳香のある5mm程度の小花を枝に密につけて咲かせます。近年では開花が年々早まっている傾向があります。
その香りは低温多湿になると特に強く香ります。日本では芳香剤としてよく知られる香りですが、中国では花(日本と同一かは不明)を使い、桂花陳酒や桂花茶などで香りが楽しまれています。
葉はオレンジ色の花が映える濃い緑で、光沢があり、庭木や生け垣によく利用されています。
日本では雄株しか知られておらず、その為実をつけることはありません。
また、キンモクセイはジンチョウゲ(沈丁花)、クチナシ(梔子)と共に香りの強い花をつけることから『三大高木』(さんだいこうぼく)と言われ親しまれています。初心者でも育てやすいため、人気がある庭木の一種です。
 

育て方


難易度…☆(低難易度☆~☆☆☆高難易度)
キンモクセイは水はけが良く肥沃な土壌が適しています。鉢植えの場合は、赤玉土7、腐葉土3の割合で配合した父を使います。地植えにする場合は、やや湿り気があり肥沃で水はけの良い土(砂質分に粘土質が3割ほど混じった土)が良いでしょう。
暖地を好み寒さにはやや弱く、霜が降りるような場所ではあまり育ちません。冬に寒風が当たらない所に植えると良いでしょう。
日陰の場所でも育ちますが、花付きを良くするには日当たりの良い場所から半日陰の場所が適しています。また、大気の汚れた場所だと花つきが悪くなってしまうので気を付けた方が良いでしょう。
苗木の植え付けは3~4月、または10~12月が適しています。地植えをしたキンモクセイは基本的に植え替えはしません。植え替えをすることにより根が傷つきやすく、水や養分を吸い上げる力が衰えてしまうためです。
鉢植えの場合は根詰まりを起こしやすいので、2~3年に1回、3~4月に行います。その時は一回り大きな鉢に植え替えると良いでしょう。
鉢植え、地植えともに2月下旬~3月に寒肥(寒い時期に与える肥料のこと)として有機肥料を中心に施します。
水やりは、鉢植えの場合は土の表面が乾いてきたらたっぷりと与えます。地植えの場合、植え付け直後や夏の高温で乾燥する時期には土が乾かないように水やりをします。
キンモクセイはとても生育旺盛で、大きくなってから一気に強剪定すると開花枝に成長しないので、秋の開花後から翌春の4月までの厳冬期を避けて剪定を行うと良いでしょう。太く長い枝や混み合った枝、交差する枝などを付け根から切り取って間引き、枝数を減らして株内の日当たりや風通しを図るようにしましょう。
「褐斑病」や「先葉枯病」、「炭そ病」にかかりやすく、特に梅雨に発生しやすいので注意が必要です。新芽に感染すると被害が拡大するので、病気になっている葉を見つけたらすぐに取り除きましょう。また、カイガラムシ類やハダニが発生した場合には、専用の薬剤を散布して駆除します。
 

10/15が誕生日の有名人

柳原白蓮(歌人:大正三美人の一人)、蜷川幸雄(劇作家)、江波杏子(女優)、清水国明(タレント)、おおたわ史絵(精神科医)、真木よう子(女優)水原希子(モデル、女優)、キムラ緑子(女優)、藤島武二(洋画家)、東村アキコ(漫画家)